Webメディア「Adect」を運営するインターネットユーザー交流団体の匿名クラブはきょう7月9日、第4代、第6代会長の樋茂国明理事長(18)が7月10日付で会長に復帰する人事を発表しました。樋茂佑吾会長(18)は代表役員兼専務理事となるほか、引き続きグループ連携機構機構長などを務めます。また、樋茂国明氏は同日より活動名を正式に「上永 顕理」(かみなが けんり)と改めることも併せて発表されました。
上永氏は2014年から会長、2016年から理事長を務められました。会長在任時には多数の団体合併や提携を推し進め、匿名クラブをグループ総計10万人を超える、当時世界最大規模の団体に成長させました。
上永氏は本年1月の声明で、匿名クラブの中核となっている事業体「匿名クラブコアブランド」の活動が、前年の年間を通して低調であったことを認め、改善に向けての努力を表明しています。さらに、Webメディア「Adect」事業を会員全体の「情報基地」としての役割を果たせるよう成長させていくことも明らかにしています。
▼新会長・上永顕理(現:樋茂国明)氏のコメント
「現役員の皆様のご協力とご賛同のもと、匿名クラブ会長職に復帰できることを喜ばしく思うとともに、改めてこの重責を負うことについて重く受け止めております。現在の本会は、様々な面において苦境に立たされていることを深く自覚し、新役員一丸となって体制の再建および整備、会員の増加、そして会員の皆様にご満足頂けるサービスの提供に務めてまいります。盲目的に規模の拡大を追求した旧体制を真摯に反省し、地に足のついた団体運営を心がけてまいります。」