お笑いタレントで、アーティスト「ピコ太郎」のプロデューサーとして知られる古坂大魔王は18日、インターネットメディア「NewsPicks」の番組「TheUPDATE」に出演し、「マスクしなくていいです」などと持論を展開した。
古坂は番組冒頭で、熱中症による健康被害が多発していることに言及。この週に東京都内で新たに26人が熱中症で死亡していたことに触れ、「コロナより全然ヤバいじゃん」と述べた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため着用が呼びかけられているマスクだが、マスクをつけると皮膚からの熱が逃げにくくなり、体温調節が難しく、脱水などの症状を招くことがある。これを踏まえて古坂は、「マスクしなくていいです、暑い時は」と発言し、続けて小児や妊婦にもマスク着用への圧力が強まっていることについて「ふざけるなって話だよ」と、自身の妻の妊娠時の様子を例に挙げて批判した。
この問題について古坂は「コロナかそうじゃないかではなく、健康か不健康か、そこの部分を注意しろ」とまとめ、冷静な判断を呼びかけた。
編集部より
この記事は新型コロナウイルス(COVID-19)に関連した記事です。
厚生労働省の指針によると、熱中症予防のためにマスクをはずしていいケースは、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合であると示されています。
また、日本小児科学会は、2才未満の幼児のマスク着用については「危険がある」として、「子どもがマスクを着用する場合は、いかなる年齢であっても、保護者や周りの大人が注意することが必要です」と注意喚起しています。
新型コロナウイルス感染症については、信頼できる公的機関の情報を参考にし、健康上の不安がある場合は直ちに医師または保健所、もしくは自治体の適切な機関に相談するようにしてください。