11/10に大洗市でのあんこう祭で、ガールズ&パンツァーの最終章の情報が解禁された。内容は以下の通りだ。
・全6章
・最低40分
・劇場公開
・新キャラが大量に出る予定
・既存キャラは全員出すつもり
・生徒会一新。会長 五十鈴殿、副会長 秋山殿
・第1章は2017/12予定。
ガルパンの最終章が6章までとはと驚きの発表だった。
が、こんな事はどんなサイトでも書いてるだろう。このガルパン最終章、一つ心配事がある。
この発表時に水島監督も言っていた。
「来年はスタジオから応援したい。今、スタジオが別の事で大変な事になっている…」
スタジオ。
ガルパンを製作するスタジオといえば『アクタス』の事だ。
Twitterにもアクタスについて心配の声が。
「ガルパン最終章が終わるまでにアクタスが潰れないか心配」…
昨今のアニメ制作業界がめちゃくちゃなのは最近色んなところで目にする。現に今期では三年前から制作を発表していたはずのブレイブウィッチーズが万策尽きたり、ろんぐらいだぁす!が二話落とすという有様。作画も崩れており、相当やばそうだ。
…この二話落としたろんぐらいだぁす!、制作がアクタスである。
前のクールではレガリアが放送を中断し、2ヶ月後の9月からまた一話から放送し始めたりもした。こんな事は異例である。
…この延期したレガリア、制作がアクタスである。
端的に言えば、アクタスは納期が守れないのだ。
納期を巡るトラブルが多すぎる。
現にガルパンでも納期を守れていない。
TV版では6話を諸般の事情で延期、総集編を放送。11話以降も制作スケジュールの遅れで延期し数ヶ月後に放送。(10話の作画は切羽詰まっていたのを思わせる。)ついでにBD/DVD二巻も特典映像制作の遅れで延期。
劇場版も2014年中の放映を予定していたが、2015年夏に延期。さらに公開が延期され2015/11/21に公開された。(出来は最高。ガルパンはいいぞ。)
この他アクタスはかなり前から納期を守れていないケースが他の制作会社よりも多い。
現に過去5年で製作したアニメで落としていないのはD.C.Ⅲ(ダ・カーポⅢ)のみ。
しかも、これは『風見学園公式動画部』名義。
つまりアクタス名義では、ガルパン、レガリア、ろんぐらいだぁす!…
全部落としていることになる。
(他にも制作に携わったアニメはあるが、メインではなく制作協力)
それ以前にも何個かあるがキリがないので、詳しくはWikipediaの概要→製作上のトラブルをご覧頂きたい。
今年も前述の通り、レガリア、ろんぐらいだぁす!も見事に落としており、相当ヤバいというのは理解して貰えると思う。
そんなアクタスが本当に2017/12という一年間で、本当に第1章を放映できるのか…
幸いにも、第1章は日常シーンが多め、ということで負担はいつもよりも低いと思われるが、昨今のアニメ制作の闇、アクタスの現状を考えると、気長に待つほかないだろう。
アクタスさん、とりあえずろんぐらいだぁす!とレガリア何とかしてから、頑張ってください。
参考 アクタス
アクタスさんが儲かりますように。