厚労省×セーラームーンがコラボして、性感染症予防啓発ポスターを作成したことが話題です。
果たして、若者たちに本当に響くのでしょうか?
社会人代表ライター楠田このみがお届けします。
厚生労働省とセーラームーンがコラボ、性感染症の予防啓発グッズ作成
厚生労働省は2016年11月21日、性感染症予防の啓発グッズとして、セーラームーンとコラボレーションしたグッズを作成したことを発表しました。
グッズの内容は、
- リーフレット
- ポスター
- コンドームのハート型外パッケージ
の3点です。
なお、コンドームの外パッケージの作成は、公益財団法人性の健康医学財団が行うとのことです。
セーラームーン起用で若者への性感染症の啓発なるか?
セーラームーンリアルタイム世代はどう思う?
実をいうと、筆者はセーラームーンテレビアニメ放送リアルタイム世代です。
(筆者の年齢がなんとなくバレますね。)
セーラームーンを毎週見ていることを幼稚園でともだちに話すとなぜかバカにされました。
そこで、家に帰ってからともだちのマネをしてバカにしたところ、我が家ではセーラームーンが視聴禁止になりました。
セーラームーンとは、こういった意味で私にとって伝説の作品です。
「セーラームーン」と聞くと、「懐かしい!」と思う反面、「確かどこかでリバイバルしてたっけ?」とピンときます。
そうです。セーラームーンはコスメで最近話題になりました。
グッズ:コスメ:美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト公式サイト
こうして改めて調べてみると20周年なんですね…。
確かにアンテナにはひっかかるが、ソーシャル拡散までたどり着くか?
リアルタイムでセーラームーンを知っているのと知らないのとでは、アンテナにひっかかる度合いが違います。
そういった意味では厚労省の今回の企画は成功したと言えます。
ですが若者を取り巻く「ソーシャル拡散文化」まで、果たして今回の企画はたどり着くでしょうか?
コンドームは6万個作成されるとのことですが、TwitterやInstagramなどのサービスで拡散されるとそれなりに話題になるかもしれませんね。
厚労省×セーラームーンコンドームの画像が気になる方は、こちらからどうぞ。(厚生労働省の報道発表資料PDFファイルを見ることができます。)
–文:楠田このみ(匿名クラブ常務理事)