黒い筒のような装置に青髪の美少女ホログラフィが浮かび上がる。
これは妄想でも星新一の小説から引用したモノでもない。
「Gatebox」は日本のスタートアップ企業uinclu(ウィンクル)が開発している次世代コミュニケーション装置だ。
販売価格や発売日については未定で、今年度中にクラウドファンディング実施を目指している
Gateboxはおしゃべりをして家電を制御したり、インターネットから情報を集めてそれを読み上げたりする。
話しかけてそれに対して返答が返ってきたり、インターネットから情報を集めてきてくれる点に関してはタカラトミーのOhaNASや米AmazonのEchoに通ずるものがあるが、それとは決定的に違う点がある。
声だけではなく、美少女がホログラムによって投影されることだ。
アスキーでは
外観としゃべりかたが美少女になった「Siri」のようなもの。
と表現されている。
美少女には「逢妻ヒカリ」という名前があり、「未来の嫁」をコンセプトとして「ラブプラス」のキャラクターデザインを手がけた箕星太郎氏にデザインしてもらったキャラクターとのこと。
ウィンクル代表の武地さんは本製品を「ロボット」と位置づける。
量産型のPepperなどと違って、2次元の美少女をホログラムで投影するため様々な多様性が生まれそうだ。
3Dテレビは失敗に終わったものの、近年3Dに対する熱は強まっている。
3Dプリンタを筆頭にOculus Riftなど。
Gateboxはこの流れを更に加速させてくれそうだ。
私達が2次元の世界へ行けるようになる日も来るのかもしれない。
Gatebox
コメントを残す