ホンダは25日、スポーツカー「NSX」の新型の受注を開始したと発表した。初代モデルの生産が終わった2005年以来、約11年ぶりの復活。新型はハイブリッド(HV)で、エンジンとモーターの二つでで、電気でのトルクを生かし一気の加速を可能にした。価格は2370万円から。
↑初代NSX、車体にアルミを使用し世界を驚かせた
↑今回発表された二代目NSX。
2代目NSXは2人乗り。エンジンをシートの後ろに積んで車体の重さのバランスをとる「ミッドシップレイアウト」を採用。
3.5LのV6ターボエンジンに、三つの電気モーターを持つハイブリッドシステムを組み合わせ、加速、旋回時の運転性能を向上させている。HVとして燃費性能にもこだわりスーパースポーツカーとしては良い12km/Lを達成している。
開発拠点はアメリカで『アキュラ NSX』としてアメリカでは販売、生産もアメリカで製造される。新型NSX用につくられた工場ラインでは熟練したエンジニアが1台ずつ手作業で組み立てているというF1などと変わらない手法を取り、日本を含めて世界各地へ輸出する。日本では、NSXのメンテナンスができる全国133のホンダ車の販売店が顧客と商談する。
NSXには4つのモードがあり、街乗りのquietモードからSPORT、SPORT+、サーキット用のTRACKまであり、さまざまな場面で乗りやすい車となっている。
最高主力は573ps(500ps以上のエンジン+ハイブリッド)でGT-Rなどと同等のものだ。
また9速トランスミッションというかなり多めのミッションで、加速感がかなり得られそうなイメージを受ける。
このホンダの代表車と言えるNSXの復活がホンダに活気をもたらせられるのか。
ちなみに、八郷社長はS660とCR400を所有しており、マンション住みの為未定とのこと。「NSXを買うのはホンダ社員の夢」と語り、前向きな姿勢を見せた。
筆者はS660を試乗したが、本当に感動してしまった人間なので、NSXにも期待している。
…まぁ乗れる機会などないのだが…
コメントを残す